
「せっかく潜るなら水中の景色を写真に残したい」「スマホやアクションカメラで撮ってみたけれど、どれもブレたり青っぽく濁ったりしてしまう」——ダイビングを始めると多くの方が次に挑戦したくなるのが水中写真です。本記事では、大阪のダイビングスクール・マハロが、初心者の方でも水中で美しく撮るための基本のコツと、機材の選び方をご紹介します。
水中写真が陸上と違う3つの特性
「同じカメラでも水中だとなぜか上手く撮れない」——その理由は、水中ならではの光の特性にあります。
▶ ①水深が深くなるほど赤色が消える
水は赤い光を吸収しやすく、水深5mで赤、10mでオレンジ、20mで黄色と順に色が失われていきます。何も対策しないと、青や緑に偏った写真になってしまいます。
▶ ②浮遊物による「白濁り(バックスキャッター)」
水中には目に見えない細かい粒子が漂っており、ストロボ光がそれに反射するとシラスのような白い点が写り込みます。
▶ ③被写体との距離・浮力・呼吸でブレやすい
水中では呼吸の上下動・流れ・中性浮力の乱れで、思った以上にカメラが動きます。陸上感覚で撮るとピントが合いません。
初心者でもキレイに撮れる5つのコツ
①被写体に近づく
水中写真の鉄則は「とにかく近づく」こと。同じ被写体でも、距離が近いほど色が鮮やかに、ディテールがクッキリ写ります。一般に「肉眼で見える距離の半分まで近づく」のが目安です。
②被写体を水平〜やや下から撮る
真上から見下ろすアングルは砂地や岩をバックに地味な絵になりがち。被写体と同じ高さ、またはやや下から青い水面・水中の青を背景にすると、スケール感のある写真が撮れます。
③ホワイトバランスを「水中モード」または手動で調整
多くの水中対応カメラには「水中モード」「ダイビングモード」が搭載されています。これに切り替えるだけで青被りが大幅に減ります。マニュアル設定ができるカメラなら、被写体の前で白い砂やフィンを撮ってカスタムホワイトバランスを取るとさらに自然な色味になります。
④中性浮力をしっかり取る
カメラを構える前提として、自分の身体が安定していなければブレない写真は撮れません。中性浮力が取れて、止まりたい場所にスッと止まれる技術が水中写真のいちばん大切な土台です。中性浮力に不安がある方は、リフレッシュダイブから始めるのもおすすめです(ブランクダイバー・リフレッシュダイブの記事もご参考に)。
⑤生き物の正面・目を意識する
魚を撮るとき、横向きや後ろ姿になりがちですが、できるだけ正面・目線が見える角度を狙うと一気に表情豊かな写真になります。和歌山の海でよく出会える生き物についてはダイビング中に見られる生き物ガイド|和歌山の海編の記事もあわせてどうぞ。
水中カメラの選び方|初心者の現実的な選択肢
▶ アクションカメラ(GoPro等)+ハウジング
コスパが良く、動画も撮りやすい王道の選択肢。最新機種は水中モード搭載で初心者にも扱いやすいです。
▶ コンパクトデジカメ+水中ハウジング
TG-7(Tough)など水深15mまで本体防水のカメラもあり、ハウジングなしでもエントリーレベルの撮影に対応。専用ハウジングを使うとさらに深い水深でも安心です。
▶ スマホ防水ケース
費用は抑えられますが、ボタン操作・水圧シールの信頼性に注意が必要。シャローダイブ(浅い水深)での記念撮影向けです。
水中写真を上達させるための練習法
✓ 同じ被写体を距離・角度・ホワイトバランスを変えて何枚も撮る
✓ ダイビング後にPCで等倍チェックして、ブレ・露出・構図を反省
✓ プロのダイバーや書籍で構図の引き出しを増やす
✓ 中性浮力の練習を地道に続ける
✓ ガイドさんに「写真を撮りたい」と事前に伝え、止まれる場所を選んでもらう
耳抜きや浮力など、水中での身体コントロールに不安がある方は耳抜きのコツの記事もあわせてご参照ください。
大阪で水中写真も楽しめるダイビングならマハロへ
マハロは大阪市北区天神橋(南森町駅すぐ)に店舗を構え、SNSI加盟店として6年連続ダイブセンター賞を受賞しているダイビングスクールです。少人数制・追加料金なしの総額表示で、和歌山ツアーの送迎も無料。「中性浮力をしっかり身につけて水中写真を楽しみたい」「初めてのカメラ選びに迷っている」というご相談も、インストラクターが丁寧にアドバイスします。
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